AI研修公開

Copilot研修の費用と選び方|公式サイトの料金で比べる1名あたりの金額と、使いこなせない原因

会議室で、社員たちがノートPCを前に座り、講師が正面の画面の表を指しながら説明している様子

「Copilotは入れた。でも、社員がほとんど使っていない。研修を頼むなら、どこに、いくらで頼めばいいのか。」Copilotを入れた会社の社長が、次に考えることです。調べると、1万円前後の動画講座から、1名40万円の2日間の研修まであります。どれも「Copilot研修」という名前なので、何が違うのか分かりにくくなっています。

この記事では、各社の公式サイトに出ている金額だけを使って答えます。順番は、1名あたりの金額、差が生まれる所、使いこなせない原因です。そのあと、社内で教えるときのMicrosoftの公式資料、助成金の対象外になる研修、見積もりで確かめることを書きます。金額は2026年10月23日に、各社の公式ページを1件ずつ開いて確かめました。Copilotのライセンスの選び方や料金はCopilotの導入費用と進め方にまとめているので、ここでは「入れた後に社員が使えるようにする研修」だけを扱います。シス学のAI研修の場合も、後半で書きます。

公式サイトで確認できた金額|講師が教える研修は1名6万6,000円〜44万円(税込)、動画の講座は1万円前後

Copilotを題材にした法人向けの研修・講座のうち、1名あたりの料金を公式サイトに出しているものを並べました。研修で使うCopilotが有料版か無料版かも、各社の書き方のまま載せています。

講師がその場で教える研修

講師がその場で教えるCopilot研修の料金(2026年10月23日に各社の公式サイトで確認)
会社・研修形と時間1名あたりの金額税研修で使うCopilot
富士通ラーニングメディア「【集合】体験!Microsoft 365 Copilot~プロンプト・Office連携・Agent Builder実践~」集合研修・1日(9時30分〜17時、休憩は1日1時間程度)。東京・名古屋・大阪66,000円(税別60,000円)税込有償ライセンス(Microsoft 365 Copilot)でのOffice連携を演習で扱う
Uravation「Microsoft 365 Copilot活用研修(助成金対応)」標準2日間(1日6時間前後)。15時間の構成にも対応。対面・オンライン・ハイブリッド40万円(人数・日数・内容で変わる分は相談で概算)税別ライセンスの要件は事前に確認。未導入の会社はトライアル環境を含む構成も可

動画(eラーニング)で学ぶ講座

eラーニングのCopilot講座の料金(2026年10月23日に各社の公式サイトで確認)
会社・講座学習の時間1名あたりの金額税研修で使うCopilot
AVILEN「Copilot for Microsoft 365活用研修」時間の記載なし。eラーニング+ワーク(Word・Outlook・Excel・Teams・PowerPointのワーク)11,000円税込記載なし
ユーキャン「Microsoft Copilot 超入門講座」動画28本(約1時間57分)。標準学習期間1か月11,000円税込よくある質問で、Copilotの有料プラン(個人または法人)への加入が必要と回答。法人契約のMicrosoft 365にはCopilotの機能が含まれない場合がある、と注記
ネットラーニング「全社員で学ぶ!Microsoft 365 Copilot入門」標準学習時間1.5時間。受講期間6か月7,500円税別Windowsで有料版(Microsoft 365 Copilot)を使う前提で学習が進む

講師がその場で教える研修は、税込にそろえると1名6万6,000円(1日)から44万円(2日間)です。動画の講座は1名1万円前後で、時間が出ている2講座は1.5時間と約2時間です。同じ「Copilot研修」でも、1名あたりの金額は50倍以上開いています。

金額の差が生まれる所|時間、教え方、自社の業務を題材にするか、研修で使うCopilotの種類

上の表を並べると、金額の差が生まれる所は4つです。

1. 研修の時間

動画の講座は1.5時間・約2時間(時間が出ている2講座)、富士通ラーニングメディアの集合研修は1日、Uravationは2日間(15時間の構成もあり)です。時間が長いほど1名あたりの金額は上がり、あとで書く助成金の対象になるか(実訓練10時間以上)も、ここで分かれます。

2. 講師がその場で教えるか、動画で学ぶか

動画の講座は1名から申し込めて、好きな時間に学べます(ユーキャンは1名から、標準学習期間1か月)。その代わり、自分の業務での頼み方を講師に直してもらうことはできません。富士通ラーニングメディアの集合研修には、受講後90日間、コースの内容について質問できるサービスが付いています。

3. 自社の業務を題材にするか

公開講座や動画の講座は、どの会社でも使える例で教えます。Uravationの2日目は「部門別ユースケースワーク(150分)」「社内データ連携とガバナンス(90分)」「定着計画と効果測定(120分)」です。営業・経理・人事・企画の毎週の業務を題材にし、研修後に部門別ユースケース集・アプリ別プロンプト集・データ参照と確認のルールが残る、と書いています。自社の業務に合わせる研修ほど、金額は上がります。

4. 研修で使うCopilotが、有料版か、無料版か

Copilot研修ならではの違いです。富士通ラーニングメディアは有償ライセンスでのOffice連携を演習で扱い、ネットラーニングは有料版を使う前提です。ユーキャンも、有料プランへの加入が必要と答えています。一方で、インソースの講師派遣の研修は「無料版のCopilotを使用して解説」し、事前にMicrosoftアカウントの準備を求めています。社員の画面に出るCopilotが研修と違うと、研修で覚えた操作がそのまま使えません。違いの中身は、Copilotの導入費用と進め方の比較表をご覧ください。社内のメールや会議をまたいで答えられるか、Word・ExcelのCopilotが使えるか、が分かれ目です。

使いこなせない原因|操作より先に「どの仕事で使うか」と「確認のやり方」で止まる

中小企業庁の2026年版中小企業白書(第2-2-91図)は、AIの活用に取り組んだ中小企業を、社員向けの研修や勉強会をしているかで比べています。「想定した効果が得られなかった」は、している会社で8.6%(920社)、していない会社で16.1%(789社)でした。研修をしていない会社のほうが、約2倍多い結果です。

ただし、操作を覚えるだけの研修では埋まらない原因もあります。社員の様子から原因を見分け、研修で入れるものと、研修の外で直すものを分けた表です。

Copilotを使いこなせないときの見分け方
社員の様子原因研修で入れるもの研修の外で直すもの
Copilotを開いたが、何を頼めばよいか分からない自分の仕事のどこで使うかが決まっていない自社の書類・メールを題材にした部門ごとの練習最初に使う業務を3つ決める(Copilotの導入費用と進め方のStep 6)
研修で見た画面と、自分の画面が違う研修は有料版、自社は無料のCopilot Chat(またはその逆)自社と同じ環境での練習ライセンスを誰に足すかを決める
答えが的外れで、使うのをやめた頼み方(目的・材料・形の指定)を知らない業務ごとの頼み方の型と、直し方の練習よく使う頼み方を社内で共有する置き場を作る
下書きの確認に時間がかかり、手で書いたほうが早いと感じる元の資料と突き合わせる手順がない下書きを元の資料と照らす確認の練習業務ごとに、誰が何と照らすかを決める
入れてよい情報が分からず、使わない社内のルールがない入れてよい情報・入れてはいけない情報の区分社内ルールを作る(生成AIの社内ルールの作り方)
一部の人しか使わない。上司が使っていない管理職が受けていない。相談できる人がいない管理職向けの短い回(部下の下書きの確かめ方)部署ごとの相談役を決める

どの原因が多いかは、研修を頼む前に社員に聞くと分かります。次の5問を、Copilotを使える社員に聞いてください(無記名で、Microsoft Formsなどで10分ほどです)。

  1. この1週間で、Copilotを使った日は何日ありますか?(0日/1〜2日/3日以上)
  2. Copilotに頼んだ仕事を1つ書いてください。使っていない人は「頼みたいが頼めていない仕事」を書いてください
  3. WordやExcelの中にCopilotのボタンは出ていますか?(出ている/出ていない/分からない)
  4. 使うのをやめた(ためらった)理由に近いものはどれですか?(何を頼めばよいか分からない/答えが的外れ/確認に時間がかかる/入れてよい情報が分からない/その他)
  5. 研修で練習したい書類やメールを1つ挙げてください

2と5の答えが、研修の題材になります。4の答えが多い原因を、上の表で研修会社に伝えると、見積もりの中身がそろいます。

Microsoftの公式資料|社内で教えるなら、学習パスとサクセスキットが材料になる

外に頼む前に、社内の誰かが教える方法もあります。Microsoftは、Copilotの使い方を教える資料を公開しています。置き場は、学習サイトのMicrosoft Learnと、導入支援サイトのMicrosoft Adoptionです。「Copilot 研修 資料」で探している方は、まずここを見てください。

Microsoftが公開しているCopilotの学習・研修の資料(2026年10月23日に確認)
資料中身使いどころ
Microsoft Learn「生成 AI の基礎スキルを身につける」初級・4モジュール。生成AIの基礎と責任あるAI、Copilot Chatの仕組み、効果的なプロンプトの作り方、Copilot Chatで調べもの・文書作成・ファイル分析をする方法無料のCopilot Chatしかない会社の全員向け
Microsoft Learn「Microsoft Copilot で下書き、分析、プレゼンテーションを行う」(MS-4018)中級・7モジュール。Copilot Chat、PowerPoint、Word、Teams(会議)、Excel(データ分析)、Outlook(メール)でのCopilotの使い方有料のCopilotを渡した人向け
Copilot Chat サクセスキットリーダー向けの実装概要ガイド、ユーザーオンボーディングメールテンプレート、Copilot チャットトレーナーキット、ユーザー有効化ガイド、技術準備ガイドなど社内で教える人の準備、使い始めの案内メール
Copilot サクセスキットユーザー有効化ガイド、採用計画チェックリスト、シナリオライブラリ、ライセンス割り当てガイドなど有料のCopilotを広げる計画づくり
Copilot スキリング センタービジネスユーザー・リーダー・チャンピオンと導入マネージャー・ITプロフェッショナル/管理者・開発者の役割ごとに、学習パスや動画、ウェビナーをまとめたページ誰に何を学ばせるかを決める入口

使うときの注意が2つあります。1つは、Microsoft Learnの日本語ページは機械翻訳で、言い回しが不自然な所があることです。もう1つは、使える機能が会社ごとに違うことです。学習パスにも「Copilot Chat で使用できる機能とデータ ソースは、Microsoft 365 Copilot ライセンスと organization の設定によって異なります」と書かれています。資料の画面と自社の画面が違う所は、教える人が先に確かめておきます。

Microsoftの資料は、どの会社でも使える例で書かれています。社内で教える場合は、前の節のアンケートで集めた自社の書類・メールに置き換えて練習します。社内で研修を回す手順(時間割・題材の伏せ字・確認テスト)は、AI社内研修のやり方で解説しています。

契約の形|公開講座・講師派遣・eラーニングで、1名あたりの比べ方が変わる

Copilot研修の申し込み方は、次の3つです。形が違うと、そのままでは比べられません。

Copilot研修の契約の形(2026年10月23日に各社の公式サイトで確認)
契約の形公式サイトの例向いている会社比べるときの直し方
公開講座(他社の社員と一緒に受ける)富士通ラーニングメディア 1日 66,000円(税込)。東京・名古屋・大阪の会場まず1〜2人に受けさせて、社内の相談役にしたい会社1名あたりの税込の金額に、会場までの交通費と1日分の人件費を足す
講師派遣・1社向け(自社だけで受ける)Uravation 1名40万円(税別)。インソースは講師派遣の研修のページに金額の記載なし(見積もり)同じ部署の数人〜十数人に、自社の業務で練習させたい会社見積もりの総額を受ける人数で割り、1名あたりの税込に直す
eラーニング(動画)AVILEN 11,000円(税込)、ユーキャン 11,000円(税込)、ネットラーニング 7,500円(税別)全員に基本だけを先にそろえたい会社学習時間あたりで比べる。自社の業務での練習は別に要る

中小企業で組み合わせやすいのは、全員は動画か公式の学習パスで基本をそろえ、相談役の1〜2人は講師がその場で教える研修を受ける形です。自社の業務での練習は、相談役が社内で回すか、1社向けの研修で行います。

助成金を使う場合|Copilotの操作だけを学ぶ研修は、対象外になりうる

AI研修で多くの研修会社が案内しているのが、厚生労働省の人材開発支援助成金(事業展開等リスキリング支援コース)です。中小企業の主な数字は次のとおりです。条件の詳しい説明はAI研修に使える助成金、他のAI研修との金額の比べ方はAI研修の費用相場にまとめています。

事業展開等リスキリング支援コースの主な数字(中小企業。厚生労働省の詳細版パンフレット・支給要領より)
項目内容
経費助成率75%
時間の条件実訓練10時間以上
経費助成の上限(1人1訓練あたり)実訓練10時間以上100時間未満は30万円
eラーニング・通信制の場合上限は1人15万円。経費助成のみ(賃金助成なし)
賃金助成受講者1人につき1時間あたり1,000円
受講回数の上限1人1年度に3回まで。令和8年8月3日以降の計画届によるeラーニングは、そのうち1回まで

令和8年8月3日から、「汎用的なプロンプトの作り方」だけの研修は対象外

厚生労働省の「令和8年8月3日からの変更点」の資料には、対象になる研修とならない研修の例が載っています。対象になる例は「生成AIを活用して商品提案書の構成案作成、文章生成、修正方法を学ぶ営業担当者向けの訓練」で、営業担当者の具体的な業務に直結しているためです。対象外の例は「生成AIを利用するために汎用的なプロンプトの作り方を学ぶ訓練」で、特定の業務への具体的な適用を伴わない汎用的な内容だからです。DXの概念やデジタル技術の概要を学ぶだけの研修も、対象外の例に挙がっています。この変更には経過措置があるため、8月2日以前に研修会社と契約・申込みをした場合は、支給要領とパンフレットで確かめます。

Copilot研修に当てはめると、「Copilotの基本操作とプロンプトのコツ」だけの研修は、対象外になるおそれがあります。助成金を使うなら、どの職務の、どの書類やメールに使うかが、カリキュラム表に書かれている研修かを確かめます。

公式サイトの研修に当てはめると

時間の条件と負担の計算の例(中小企業。賃金助成は含めない。制度の数字で計算した例で、実際の金額は審査で決まる)
研修時間時間の条件(10時間以上)税込の受講料(1名)計算上の助成額会社の負担
Uravation(40万円・税別)2日間(12時間前後〜15時間)届く44万円33万円→上限の30万円14万円
富士通ラーニングメディア(66,000円・税込)1日(9時30分〜17時、休憩1時間程度)届かない66,000円対象外66,000円
動画の講座(ユーキャン・ネットラーニング)1.5時間・約2時間届かない8,250円〜11,000円対象外8,250円〜11,000円

Uravationは公式サイトに「支給を保証するものではありません」「訓練経費が無料になるものではありません」と書いています。受講料は助成金の利用の有無にかかわらず同じ、とも書いています。助成金を使う前提で研修を選ぶと、短い研修や動画の講座は外れます。全員の基本は助成金を使わずに安く済ませ、業務に直結する研修だけを助成金の対象にする、という分け方もあります。

税の書き方|税込・税別が混ざっているので、税込にそろえてから比べる

会社どうしの取引の価格は、税込の表示(総額表示)の義務の対象ではないと、財務省が説明しています。そのため、Copilot研修の料金も税込と税別が混ざっています。最初の表を税込にそろえると、次のとおりです。

1名あたりの金額を税込にそろえた表(消費税10%で計算)
研修・講座公式サイトの書き方税込
Uravation「Microsoft 365 Copilot活用研修」40万円(税別)44万円
富士通ラーニングメディア「【集合】体験!Microsoft 365 Copilot」66,000円(税込)・60,000円(税別)66,000円
AVILEN「Copilot for Microsoft 365活用研修」11,000円(税込)11,000円
ユーキャン「Microsoft Copilot 超入門講座」11,000円(税込)11,000円
ネットラーニング「全社員で学ぶ!Microsoft 365 Copilot入門」7,500円(税別)8,250円

10名に受けさせる場合、税別40万円の研修は税込で440万円、税込66,000円の研修は66万円です。見積もりを並べるときは、1名あたりの税込の金額と、受ける人数を掛けた総額の両方を書きます。

金額を出していない会社|講師派遣は、内容と人数を聞いてから見積もる

1社向けに講師を派遣する研修は、ページに金額を出さず、相談を受けてから見積もる会社があります。Copilotの研修では、次の例がありました。

料金を出していない例(2026年10月23日に確認)
会社・研修公式サイトの書き方
インソース「Copilotのはじめ方研修~生成AIを仕事で頼れるパートナーにする(半日間)」講師派遣の研修のページに金額の記載なし。相談・見積もりは電話(フリーダイヤル)とWebで受け付け。無料版のCopilotを使い、事前にMicrosoftアカウントの準備を求めている
インソース「基礎から学ぶCopilot研修~業務活用とエージェント作成までマスターする(2日間)」講師派遣の研修のページに金額の記載なし。1日目・2日目とも7時間。無料版のCopilotを使って解説
Uravation「AI顧問」(研修後の継続支援)テンプレート改善・運用相談・月次レビューは、研修とは別の契約

金額が出ていない研修は、最初の相談で次の3つを聞くと、上の表と並べられます。「実訓練は何時間か」「1名あたり税込でいくらか」「研修で使うCopilotは有料版か無料版か、職場のアカウントか個人のアカウントか」です。個人のMicrosoftアカウントで受ける研修の場合、職場のアカウントのデータ保護はかかりません。社内の情報を入れない練習にとどめるよう、受ける社員に伝えます。

見積もりで確かめること|Copilot研修を頼む前のチェック表

Copilot研修の見積もりを受け取ったら、次の点を確かめましょう。SHIFT AIの比較記事が挙げる選び方(レベル別、実務に直結、研修後のサポート、料金の内訳、導入実績)に、Copilotならではの項目を足しました。

Copilot研修の見積もりで確かめること
確かめること聞き方の例
研修で使うCopilot有料のMicrosoft 365 Copilotですか?無料のCopilot Chatですか?当社の社員の画面と同じですか?
アカウント職場のアカウントで受けますか?個人のMicrosoftアカウントですか?
受講に要るライセンス受講者全員にCopilotのライセンスが要りますか?研修のための試用環境は用意されますか?
研修の時間実訓練は何時間ですか?休憩は含みますか?
教え方講師がその場で教えますか?動画ですか?質問はいつまでできますか?
題材当社の書類・メール・Excelの表を題材にできますか?部門ごとに分けますか?
レベル分け使っていない人と使っている人を、分けて教えますか?管理職向けの回はありますか?
研修後に残るものプロンプト集、確認のルール、カリキュラム表は残りますか?
税と含まれないもの1名あたり、税込でいくらですか?交通費・会場費・ライセンス料は別ですか?
助成金を使う場合カリキュラム表に、対象の職務と業務が書かれていますか?助成金を使わない会社と同じ料金ですか?

AI研修全体の選び方は、生成AI研修の選び方でも解説しています。

シス学の場合|自社の書類を題材に、Copilotに任せる所と人が確かめる所を分けて練習する

シス学(システム経営学)は、AIエージェントを活用し、会社を「儲かるシステム」につくり変える経営学です。シス学のAI研修は、実訓練12時間・同時双方向(対面またはオンライン)で、社員が毎日行っている業務(自社の書類・メール・データ)を題材にします。どのAIで練習するかは、今の契約と社員の画面をお聞きしたうえで決めます。

研修では、仕事を「作業・確認・判断」に分けて、AIと社員と社長に割り振る練習をします。Copilotでよく使われる「週の営業報告」で分けると、次のようになります。

週の営業報告を「作業・確認・判断」に分けた例
任せ先受け持つ仕事中身
AI(Copilot)作業1週間の商談メールと会議のメモから、取引先ごとの進み具合・次の約束・困りごとを表にし、報告の下書きを作る
社員(営業担当)確認金額・数量・日付を見積書と元のメールに照らし、下書きにない約束や抜けた取引先を足す
社長判断値引きの可否と、次の週にどの取引先へ力を入れるかを決める

3つのシのうち「時間創出」にあたります。社長に集まっていた報告の取りまとめと確認を、AIと社員に渡します。

研修は、条件を満たせば厚生労働省の人材開発支援助成金の対象となる場合があります。対象になるかどうかは労働局の審査で決まり、受給を保証するものではありません。助成金の有無で受講料は変わりません。料金は、対象の業務と体制をお聞きしたうえで、無料相談でご案内します。まずは30分の無料相談からご相談ください。

まとめ

  • 公式サイトに出ているCopilot研修は、講師がその場で教えるもので1名6万6,000円(1日)〜44万円(2日間)、動画の講座で1名1万円前後(どれも税込にそろえた額。2026年10月23日時点)
  • 金額の差は、時間、教え方、自社の業務を題材にするか、研修で使うCopilotが有料版か無料版かで生まれる
  • 使いこなせない原因は、使う仕事が決まっていない、画面が研修と違う、確認の手順がない、ルールがない、などに分かれる。研修で埋まるものと、研修の外で直すものがある
  • Microsoftは学習パスやサクセスキットを公開している。社内で教えるなら、自社の書類に置き換えて使う
  • 助成金は実訓練10時間以上が条件で、令和8年8月3日以降の計画届から、汎用的なプロンプトの作り方だけの研修は対象外。審査で決まり、受給の保証はない

最初の1歩は、明日、Copilotを使える社員に「使いこなせない原因」の節の5問を聞くことです。答えがそろえば、研修で何を練習させるか、どの形の研修が合うか、社内の資料で足りるかが、見積もりを取る前に決まります。

よくある質問

Copilot研修の費用は、1人いくらですか?

各社の公式サイトに出ている金額では、講師がその場で教える研修が1名6万6,000円(1日・税込)から40万円(2日間・税別、税込44万円)でした。動画の講座は1名7,500円(税別)〜11,000円(税込)です(2026年10月23日時点)。1社向けの講師派遣は、内容と人数を聞いてから見積もる会社もあります。

Copilotの研修資料は、どこで手に入りますか?

Microsoftは、学習サイトのMicrosoft Learnで、学習パスを公開しています。全員向けは「生成 AI の基礎スキルを身につける」(初級・4モジュール)です。有料版を使う人向けは「Microsoft Copilot で下書き、分析、プレゼンテーションを行う」(MS-4018・中級・7モジュール)です。導入支援のサイトでは、トレーナーキットやオンボーディングメールのテンプレートを含む「Copilot Chat サクセスキット」も公開しています。日本語のページは機械翻訳で、画面はライセンスと会社の設定によって違う場合があります。

Copilotを入れたのに社員が使いこなせません。研修を受ければ解決しますか?

研修で埋まるのは、頼み方や確認のやり方、自社の業務での使い方です。どの仕事で使うかが決まっていない、研修と画面が違う、入れてよい情報のルールがない、といった原因は、研修の外で直す必要があります。まず社員に5問のアンケートを取り、原因を見分けてから研修を選ぶと、無駄が減ります。

Copilot研修に、人材開発支援助成金は使えますか?

事業展開等リスキリング支援コースは、実訓練10時間以上が条件です。1日や数時間の研修、1〜2時間の動画の講座は、そのままでは届きません。また、令和8年8月3日以降に出す計画届からは、特定の業務への適用を伴わない「汎用的なプロンプトの作り方」を学ぶだけの研修は対象外です。支給の可否と金額は労働局の審査で決まり、受給を保証するものではありません。

無料のCopilot Chatしかない会社でも、研修を受ける意味はありますか?

あります。Copilot Chatでも、自分で貼った文章や上げたファイルを使った要約・下書きはできます。ただし、研修が有料版の画面で進むと、社員の画面と合いません。無料版で練習する研修か、有料版を使う研修かを、申し込む前に確かめてください。

出典・参考

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