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法人向け生成AIの料金比較|ChatGPT・Claude・Gemini・Copilotの法人プランを公式の金額で並べる

会議室で、社員たちがノートPCを前に座り、講師が正面の画面の表を指しながら説明している様子

「社員に生成AIを使わせたい。ChatGPT、Claude、Gemini、Copilotのどれを、どのプランで契約すればいいのか。」法人プランを調べ始めた社長が、最初にぶつかる悩みです。料金はドルの会社と円の会社があり、税の書き方も、何が含まれているかも違うので、そのままでは比べられません。

この記事では、各社の公式ページに出ている金額と説明だけを使って答えます。料金、使える人数、入れた内容を学習に使うか、管理機能、日本語の対応の順に並べ、最後に「今使っている仕事の道具」から候補を決める判断表を置きます。すべて2026年10月23日に各社の公式ページを開いて確かめたもので、確かめられなかった所は「公式で確認できず」と書いています。契約したあと、社員が自社の仕事で使えるようにする研修は、シス学 AI研修で行っています。

公式サイトで確認できた金額|AIだけの契約は1席月20〜25ドル、仕事の道具に含める形は円建てで並ぶ

法人向けのプランを、公式の料金ページに出ている金額で並べると次のとおりです。ChatGPTとClaudeは「AIだけ」の契約で、ドル建てです。GeminiはGoogle Workspace(メール・文書・会議の道具一式)に含まれ、円建てです。Microsoft 365 Copilotは、Microsoft 365に足すか、Copilotを含むプランを選ぶ形で、これも円建てです。

法人プランの料金(1人・月。2026年10月23日に各社の公式ページで確認)
製品・プラン料金税使える人数
ChatGPT Business(スタンダード席)年払い20ドル・月払い25ドル。円の表示は「3,050円から」(年払い・月払いのどちらの額かは公式で確認できず)公式で確認できず従業員2〜200名のチーム向け
ChatGPT Business(プレミアム席)年払い100ドル・月払い125ドル。円の表示は「15,250円から」。スタンダード席の5倍の利用枠公式で確認できず同上
ChatGPT Enterpriseカスタム料金(営業に問い合わせ)-大規模な企業向け
Claude Team(Standard席)年払い20ドル・月払い25ドル税を含まない2〜150席
Claude Team(Premium席)年払い100ドル・月払い125ドル。Standard席の5倍の利用量税を含まない2〜150席(Standard席と組み合わせられる)
Claude Enterprise1席20ドル(年払いのみ)+使った量に応じたAPI料金税を含まない最低20席
Google Workspace Business Starter年間プラン800円(年間プランでない場合950円)。Gemini は Gmail の中と、Gemini とのチャットで使える税別300人まで
Google Workspace Business Standard年間プラン1,600円(同1,900円)。Gmail・ドキュメント・Meet などで Gemini を使える税別300人まで
Google Workspace Business Plus年間プラン2,500円(同3,000円)税別300人まで
Google Workspace Enterpriseお問い合わせ-上限・下限なし
Microsoft 365 Copilot Business(今のMicrosoft 365に足すアドオン)年払い3,148円(キャンペーン価格2,698円)・月払い3,778円税抜300人まで
Microsoft 365 Business Standard(Copilotを含む)年払い3,523円・月払い4,228円税抜300人まで
Microsoft 365 Business Premium(Copilotを含む)年払い4,797円・月払い5,756円税抜300人まで
大企業向けの Microsoft 365 Copilot料金ページの金額は公式で確認できず-300人を超える組織

AIだけの契約(ChatGPT Business・Claude Team)は、標準の席が年払いで1席月20ドル、月払いで25ドルと同じ帯です。Google WorkspaceとMicrosoft 365は、メールや文書の道具の料金にAIが含まれるか、足す形です。AIの分だけを取り出した金額にはなりません。

料金以外の比べる所(2026年10月23日に各社の公式ページで確認)
項目ChatGPT BusinessClaude TeamGemini(Google Workspace)Microsoft 365 Copilot
入れた内容を学習に使うか既定では使わない(料金ページの比較表で「使用されない」)既定では使わない許可なく、お客様のドメインの外で生成AIモデルのトレーニングに使わない。人間によるレビューもないプロンプト・応答・Microsoft Graph経由のデータは、基礎のLLMのトレーニングに使わない
主な管理機能SAML SSO、多要素認証、管理コンソール、メンバーの一括管理、ドメイン認証、利用状況の分析SSO、ドメイン検証、コネクタの管理、利用状況の分析、組織全体への指示の設定管理コンソール。Business Plus は Vault(データの保持・アーカイブ・検索)と高度なエンドポイント管理管理センターでライセンスを割り当て・付け替え。Copilotとのやり取りに Microsoft Purview の保持ポリシーを設定できる
この段階では付かないものSCIM、役割ごとのアクセス制御、IP許可リスト、データの保存場所の指定(Enterprise にある)SCIM、監査ログ、役割ごとのアクセス制御、保存期間の設定(Enterprise にある)Starter では、ドキュメント・スプレッドシート・Meet などの中の Gemini は使えない300人を超える組織は Copilot Business を使えない
日本語の対応対応言語に日本語。設定>一般>言語で切り替え表示言語に日本語。表示の設定と関係なく、使った言語で答えるGmailの「AI による概要」、ドキュメント・スプレッドシートのサイドパネル、Meetの自動メモなどの対応言語に日本語職場アカウントのプロンプトと応答の対応言語に日本語

金額の差が生まれる所|AIだけか道具ごとか、席の種類、上位プランの管理機能で変わる

同じ「1人いくら」でも、中身が違います。差が生まれる所は大きく3つです。

1. AIだけの料金か、メールや文書の道具ごとの料金か

ChatGPT BusinessとClaude Teamは、AIだけの料金です。Google Workspaceは、Business Starter(年間プラン800円・税別)からメール・ストレージ・会議の料金にGeminiが含まれます。ただしStarterで使えるのは、Gmailの中のGeminiと、Geminiとのチャットです。ドキュメントやMeetの中で使うには、Business Standard(1,600円)以上が要ります。Microsoft 365は、今のプランにCopilot Business(年払い3,148円・税抜)を足します。または、Copilotを含むBusiness Standard(3,523円)に切り替えます。

2. 席の種類

ChatGPT BusinessとClaude Teamには、標準の席と、利用枠が5倍の上の席(ChatGPTはプレミアム席、ClaudeはPremium席。どちらも年払い100ドル・月払い125ドル)があります。どちらも席の種類を組み合わせられるので、毎日長く使う人だけ上の席にできます。Claude Teamは、契約の途中でも席を足せると料金ページにあります。

3. 上位プランで足される管理機能

中小企業向けのプランと大企業向けのプランの差は、主に管理機能です。ChatGPTはEnterpriseで、アカウントの追加・停止の自動化(SCIM)と、役割ごとのアクセス制御が足されます。カスタムのデータ保持と、日本を含む10地域でのデータの保存場所の指定も足されます。ClaudeはEnterpriseで、SCIM、監査ログ、役割ごとのアクセス制御、保存期間の設定、IP許可リストが足されます。

判断の目安は2つです。1つ目は、退職者のアカウントを手で止める運用で足りるか。2つ目は、取引先や社内の規程で、監査ログやデータの保存場所の指定を求められているかです。手で止められて、求められてもいなければ、中小企業向けのプランの管理機能で始められます。

データの扱いの細かい違い(評価ボタンを押した会話の扱いなど)は、別の記事にまとめました。Claudeで業務効率化するやり方の「Claude・ChatGPT・Geminiのデータの扱いの違い」で、公式の説明ごとに並べています。

契約の形|年払いと月払い、人数の上限と下限で選べるプランが決まる

年払いは、月払いより1人あたりの月額が安くなります。人数の上限と下限で、選べるプランも決まります。

払い方と人数の条件(2026年10月23日に各社の公式ページで確認)
製品払い方年払いと月払いの差(1人・月)人数の条件
ChatGPT Business年払い(20ドル)・月払い(25ドル)標準の席で5ドル従業員2〜200名のチーム向け
Claude Team年払い(20ドル)・月払い(25ドル)Standard席で5ドル2〜150席。Enterpriseは年払いのみで最低20席
Google Workspace年間プラン(1年契約なら16%お得)か、年間プランでない形。請求はどちらも月単位Business Standard で300円(1,600円と1,900円、税別)Business は300人まで。Enterprise は上限・下限なし
Microsoft 365 Copilot Business料金ページは年払い・月払い。Microsoft Learnは「年間契約で利用でき」と説明630円(3,148円と3,778円、税抜)300人まで(Microsoft Learn)

10人で1年使う場合の計算の例です(標準の席・年払い、税は含まない)。ChatGPT Business は、20ドル×10人×12か月で2,400ドルです。Claude Team も同じく2,400ドルです。Microsoft 365 Copilot Business を今のMicrosoft 365に足すと、3,148円×10人×12か月で37万7,760円です。キャンペーン価格の2,698円なら、32万3,760円です。Google Workspace Business Standard は、1,600円×10人×12か月で19万2,000円(税別)です。ただし、これはメール・ストレージ・会議を含んだ料金です。

税の書き方|ドル建ては税を含まず、円建ては税抜・税別。為替の分も見ておく

Claudeの料金ページには「Prices shown don’t include applicable tax.」(表示価格に税は含まない)とあります。Google Workspaceは「税別」、Microsoftは「価格には消費税は含まれていません」です。ChatGPTの料金ページには、税の書き方が見当たりませんでした(公式で確認できず)。財務省は、事業者どうしの取引の価格表示は総額表示の義務の対象ではないと説明しており、法人向けの料金は税を含まない書き方が多くなります。

ドル建ての料金は、円で払う額が為替で変わります。比べるときは、ドル建ては請求の通貨と税の扱いを申し込み画面で確かめ、円建ては消費税10%を足してそろえます。たとえば Copilot Business の年払い3,148円(税抜)は、税込で3,462円(1円未満切り捨て)です。

金額を出していないプラン|大企業向けは各社とも見積もりになる

大企業向けのプランは、料金ページに金額を出していないか、使った量で変わる形です。

料金ページに決まった金額がないプラン(2026年10月23日に確認)
プラン公式ページの書き方
ChatGPT Enterpriseカスタム料金。営業に問い合わせ。クレジット型とトークン型の料金体系がある
Claude Enterprise1席20ドル(年払い)は出ているが、使った量はAPI料金で別にかかる。最低20席
Google Workspace Enterpriseお問い合わせ
大企業向けの Microsoft 365 Copilot300人を超える組織向け。料金ページの金額は公式で確認できず

社員が数十人の会社なら、まずは金額が出ている中小企業向けのプランで比べられます。ChatGPT Business、Claude Team、Google Workspace Business、Copilot Business の4つです。大企業向けが必要になるのは、SCIMや監査ログ、データの保存場所の指定が取引先や社内の規程で求められるときです。

契約の前に確かめること|今使っている道具から候補を絞り、チェック表で確かめる

候補は、AIの性能の評判より先に、社員が毎日使っている仕事の道具から絞ります。メールと文書がどこにあるかで、AIが社内の情報を読めるかどうかと、追加の費用が変わるからです。

今使っている道具から決める判断表

今の道具と、最初に確かめる候補
今の道具最初に確かめる候補理由(公式ページの説明)確かめること
Microsoft 365 Business Basic・Standard・Premium無料の Copilot Chat、次に Copilot Business対象のプランなら Copilot Chat は追加費用なし。有料版は社内のメール・会議・文書をまたいで答える共有フォルダの権限(Copilotはその人が見られる文書を読む)。手順はCopilotの導入費用と進め方
Google Workspace Business StarterBusiness Standard への切り替えStarter で使えるのは、Gmailの中のGeminiと、Geminiとのチャット。ドキュメント・Meetの中で使うにはStandard以上1人あたりの差額(年間プランで800円)を、使う人数分で計算する
Google Workspace Business Standard 以上すでに含まれている GeminiGmail・ドキュメント・Meetなどで Gemini を使える管理者の設定で使える状態か。追加の契約の前に、今の契約で試す
どちらも会社の契約では使っていない(個人のメール・ファイル共有が中心)ChatGPT Business か Claude TeamAIだけの契約で、2人から始められる(ChatGPTは2〜200名、Claudeは2〜150席)社員が個人のアカウントで使っていないか。入れてよい情報はChatGPTの業務利用の注意点
Microsoft 365・Google Workspace に加えて、文章・資料づくりを別のAIでもしたい今の道具のAI+ChatGPT Business か Claude Team を、使う人だけ席は人ごとの契約なので、使う人だけ足せる同じ仕事を2つのAIでしていないか。続けるかは使った回数で決める

議事録、問い合わせ、請求書の読み取りのように、対話AIより専用のツールが合う仕事もあります。業務からツールの種類を決める表は、中小企業のAI業務効率化ツール16選にまとめています。

契約の前のチェック表

法人プランを申し込む前に確かめること
確かめること確かめ方
今の契約Microsoft 365 か Google Workspace の管理画面か請求書で、プラン名と人数を見る
使う人と人数最初に使う3〜5人を決める。人数の下限(ChatGPT・Claudeは2人から)を満たすか
払い方年払いか月払いか。年払いは途中で人数を減らせるか
税と通貨ドル建てか円建てか。申し込み画面で税の扱いを確かめる
学習への利用管理画面で「学習に使わない」状態か。評価ボタンの扱いも含めて確かめる
退職者のアカウント止める手順と担当者。SCIMがないプランなら手で止める
キャンペーン期限、年間契約の条件、初年度だけか
社内ルール入れてよい情報・入れない情報を1枚にしてから配る

シス学の場合|法人プランを入れたあと、使う仕事を「作業・確認・判断」に分ける

シス学(システム経営学)は、AIエージェントを活用し、会社を「儲かるシステム」につくり変える経営学です。シス学は、特定の製品を売る立場ではありません。今お使いのMicrosoft 365・Google Workspace、ChatGPT・Claudeのどれでも、AI研修で使い方をそろえます。題材は、自社の書類・メール・データです。

契約した席が、かけた費用に見合っているかを確かめる仕事も、次のように分けます。

法人プランの席を見直す仕事の分け方(例)
受け持つ人仕事中身
AI作業管理画面の利用状況の書き出しから、1人ごとの使った日数と、使った仕事を月ごとの表に下書きする
社員確認使っていない席と、その理由(仕事に合わない、使い方が分からない)を本人に聞いて確かめる
社長判断次の更新で席を減らすか、上の席に変えるか、別の部署へ広げるかを決める

料金は、対象の業務と体制をお聞きしたうえで、無料相談でご案内します。どの道具から始めるかの相談も含めて、まずは30分の無料相談からどうぞ。

まとめ

  • AIだけの法人プラン(ChatGPT Business・Claude Team)は、標準の席が年払いで1席月20ドル、月払いで25ドル
  • Gemini は Google Workspace に含まれる。ドキュメントやMeetでも使えるのは、Business Standard(年間プラン1,600円・税別)から
  • Copilotは、今のMicrosoft 365にCopilot Business(年払い3,148円・税抜)を足すか、Copilotを含むプランを選ぶ
  • 4社とも、法人向けのプランは入れた内容を既定でモデルの学習に使わないと公式ページで説明している
  • 大企業向けのプランで足されるのは、SCIM・監査ログ・役割ごとのアクセス制御・データの保存場所の指定などの管理機能
  • 候補は、今使っている仕事の道具(Microsoft 365 か Google Workspace か)から決める

最初の1歩は、明日、管理画面か請求書で、今のMicrosoft 365かGoogle Workspaceのプラン名と人数を確かめることです。そのうえで、上の判断表の当てはまる行を見ます。今の契約にAIが含まれていれば、追加の費用をかける前に、3〜5人で2週間試せます。

よくある質問

法人向けの生成AIは、1人月いくらかかりますか?

AIだけの契約では、ChatGPT Business と Claude Team の標準の席が、年払いで1席月20ドル、月払いで25ドルです(税を含まない。2026年10月23日に公式ページで確認)。Microsoft 365 Copilot Business は年払いで1ユーザー月3,148円(税抜)です。Gemini は Google Workspace の料金に含まれます。ドキュメントやMeetでも使える Business Standard は、年間プランで1人月1,600円(税別)です。

法人プランなら、入れた内容はAIの学習に使われませんか?

4社とも、法人向けのプランは既定で学習に使わないと公式ページで説明しています。ただし、評価ボタンを押した会話の扱いなど細かい所は各社で違い、学習に使われなくても入れた情報は社外のサービスに送られ保存されます。個人情報や機密は、社内ルールで入れてよい範囲を決めてから使ってください。

Microsoft 365 を使っている会社は、Copilot 以外を選んではいけませんか?

いけないわけではありません。Copilot は社内のメール・会議・文書をまたいで答えられるので、まず確かめる候補になります。ただ、文章や資料づくりのために、ChatGPT Business や Claude Team を使う人の分だけ足すこともできます。席は人ごとの契約なので、使う人と使う仕事を決めてから足します。

社員が5人ほどの会社でも、法人プランを契約できますか?

できます。人数の下限は、ChatGPT Business と Claude Team が2人からです。上限は、ChatGPT Business が従業員200名、Claude Team が150席です。Google Workspace の Business プランと Copilot Business は、300人までです。大企業向けの Claude Enterprise は、最低20席です。

年払いと月払いは、どちらがよいですか?

年払いのほうが、1人あたりの月額は安くなります。ChatGPT Business と Claude Team の標準の席は、年払い20ドル・月払い25ドルです。Copilot Business は、年払い3,148円・月払い3,778円です。試す段階で人数が変わりそうなら月払い、使う人と人数が決まってから年払い、という分け方があります。

ChatGPT・Claude・Gemini・Copilot は、日本語で使えますか?

4社とも、公式のヘルプの対応言語に日本語が入っています。ChatGPT は設定の言語で日本語を選べ、Claude は表示の設定と関係なく使った言語で答えます。Gemini は Gmail・ドキュメント・Meet などの機能ごとに対応言語が決まっていて、主な機能に日本語があります。Copilot は職場アカウントのプロンプトと応答の対応言語に日本語があります。

出典・参考

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